日常の生活の中で、後回しにされてしまいがちな食材は何だと思いますか?
答えは「野菜と果物」です!
野菜を食事の終わりに食べてしまうのは、お腹が空腹状態になると食べたいものの欲求が頭の中に膨らんでしまい、いざご飯を食べようとなったとき、先にメインのおかずからすかさず食べて脳の欲求を満たそうとするためです。
しかし、よく噛まずに早く食べ終わることで、お腹の欲求はまだまだ満たされず、その後も他のものをだらだらと食べ続けてしまい、もうお腹は空いていないのに次の食事時間がきて、まただらだらと食べ続けてしまうのです。
そして、食事の最後にお腹が満たされかけてやっとサラダの存在に気づいた時には、生きている酵素の出番は遅く、スムーズに酵素の働きが行えず、腸内に老廃物が溜まりやすい環境を作り出して、便秘や腹痛、頭痛、腰痛といった症状を引き起こす原因となるのです。
また、野菜は食べずに、たんぱく質・炭水化物・脂質といった三大栄養素オンリーの食事を中心に摂取しているひとも多くいます。
この状態が続く事により肥満や内臓脂肪へと導かれ、延いてはメタボリックシンドロームになってしまうという危険性があります。
ここで重要なのが生の野菜と果物に含まれている、生きている酵素なんです!
詳しくはこちらをご覧ください。【酵素って何なの?】
生きている酵素を上手に摂り入れる方法
・朝は生野菜または果物を1~2個たべる。
(消化に時間がかからないので体内酵素の消費をおさえ、眠気を防ぎ朝の目覚めをスッキリさせます前日に暴飲暴食、または夜食を食べた場合は胃を休ませて控えましょう。)
・食事の前は必ず生の野菜または果物を食べる。
(野菜と果物は消化が早いので、先に食べておくことでそのあとに入る食材の消化を助けます。)
・食材はゆっくりとよく噛み砕きましょう。
(よく噛むことで唾液に含まれる、アミラーゼというデンプンを消化する酵素が分泌され、その後の消化をスムーズにします。)
・発酵食品もすすんで食べよう。
(発酵食品の乳酸菌を豊富に摂り入れることで、腸内の善玉菌を増やし活性化させる働きがあります。)
(喫煙・ストレス・睡眠不足・塩分、糖分の摂りすぎ・アルコールは活性酸素を増やし、老化や肌荒れ、免疫力の低下になり酵素が補えず病気へと繋がります。)
生の野菜や果物を食事の前に食べることで、酵素不足を解消し腸内環境を良好に整え、生きた酵素が体の隅々までチェックして体のすべてを少しずつ整えていってくれます。
この酵素の働きは、私たちが今まで送ってきた生活習慣により、効果の出かたも変わるので、焦らず気長に酵素をとり続けるということが大切です!
もともとサラダや果物が好きな人は、酵素が体内で活性化されているので、脂肪がつきにくくスリムな体系をキープし続けていることと思います。
一方で酵素がうまく摂り入れられていない人は体内酵素に負担がかかり、食後眠気があったり精神疲労や体が重くスッキリしないなどの症状がでます。
生まれ持っている酵素の量はひとりひとり違うので、野菜や果物をすすんで食べていない人でも、生まれ持った酵素の生産量が多い人はスッキリしていたりします。
ただ、酵素の量は加齢とともに減少していくので、年を重ねた人ほど、食後の眠気は強くなってきます。
よろしければこちらもご覧ください。→【年齢によって作られる酵素の量を知ろう】
毎日の食事に酵素を上手に摂り入れて、余分な脂肪を落としてスッキリ爽やかな生活を送れるように、日頃から心がけていきましょう。
関連記事
よく読まれている記事
-
17051 views
-
25952 views
-
33859 views
-
43531 views