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長寿を支える食べ物は?長寿食と短命食の違いを知って健康で長生きする秘訣

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あなたは健康で元気なハッピーライフを送りたいですか?

それとも、体調を崩して、後々起こるかもしれない、病気となって生き続けたいですか?

答えは、はじめの毎日元気で、日々過ごしていく方を選びますよね!

ですが今の欧米化してしまった食事のままの食生活を続けてしまうと、健康で元気にを望むのは難しいのです。

何故ならこれらの食事は病気の元をつくってしまっていて、長寿の秘訣とは「食」と深く関係しているからです。

この生活習慣病が体へ、どういった危険を引き起こすのでしょうか?

長寿食短命食の違いを調べてみました。

長寿の人々

南米エクアドル

世界3大長寿の村の一つとされる、南米エクアドルの山間部にビルカバンバの村があり、ほぼ赤道直下で標高1500mほどなので、気候が温暖で、野菜や果物が豊富にあります。

そこでは100歳から130歳の人が数多くいて、主食といえば主に、インディカ米をたいたもので、畑からとれたユカ芋を蒸し、乾燥しているトウモロコシを水に浸して食べ、他には、ヒエ、アワ、キビを摂取し脂肪や塩分の吸収を抑える働きのある食物繊維や野菜を豊富に摂り入れ、村の水は「命の水」と言われるほど素晴らしく、果物もその水によって育ち常食されているので、体系もスリムで若々しく健康であったようです。

山の中で塩が少なかったため、手作りのチーズには塩を入れずに、野菜を豊富に食べ、農作業で登り下りをしてよく歩いていたそうです。

キレイな川や緑豊かな環境の中で過ごすことにより、美味しい空気を吸って、穏やかな気持ちの環境の中で生活することで、体に負担がかからず日々を楽しくおくれていたのでしょう。

近年では欧米人の移住などの移住者増加により、食生活が欧米化されている傾向にありますが、伝統的なままの食生活を摂り続ける限り、ビルカバンバの人々は長寿であり続けることでしょう。

中国の広西チワン族自治区巴馬(バーマ)県

100歳を超える人々が多く、石灰岩からなるカルスト台地で緑豊かで空気も澄んでいてミネラルも豊富な、自然豊かな環境の中生活する村の人々の食事は、野菜が多くトウモロコシや黒米のお粥が主食で、麻の実(人間の体では作ることのできない、必須脂肪酸と必須アミノ酸豊富にふくんでいます。)は村の人の人気な食材です。

コーカサスーグルジア

ヨーグルトの故郷で有名な、黒海とカスピ海に囲まれたコーカサス地域の人々の暮らしは、温暖な気温で自然豊かな環境のなか、地元で育てられた野菜や果物、特に食物繊維の豊富な生の乳製品に支えられています。

中でもケフィアと呼ばれる発酵乳飲料(主成分として乳酸菌・微生物(善玉菌)・ビタミンB群・カルシウムなどが豊富に含む)が長寿村のパワーフードになっています。

日本ではカスピ海ヨーグルトは有名ですが、残念ながら加工されていて半減しています。

長寿日本一の沖縄

翁派の人たちは、緑も海も空気も豊かな美しい島国で、しっかり太陽を吸収し、ウォーキングやヨガ・ダンス・太極拳など健康的な運動を取り入れています。

高齢になっても農作業などで自然と体を動かすことが多く、沖縄のスーパーフードである、黒糖・ゴーヤー・海ブドウ・など野菜をメインとした食事が多く、豚や魚はたまに食べるくらいで、その地域で育つ新鮮な野菜に果物、低塩・低脂肪で腹八分の食習慣が長寿の健康を守っているのでしょう。

私は沖縄の方言である「なんくるないさー」が好きで、意味は「何とかなる」と思っていましたが、もっと詳しく言うと「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつかきっと報われて良い日がやってくる」です。

その言葉からも穏やかで優しいときが流れているのを感じて「うん!がんばろっ」て気持ちになるのです。

ただ残念なこと、に戦後アメリカの占領期後から、沖縄の伝統料理である、野菜や穀物が主流の、沖縄の食生活が現代の若者の世代により、食の欧米化が進みファーストフード店や脂肪摂取カロリーが急激に増加したことにより、肥満者が増え短命化に繋がっているようです。

運動不足の原因のひとつに、車社会になり、どこに行くにも車での移動の影響も大きいようです。

和食を摂り入れるのと一緒で、本来のその地域で収穫できる食材をいかした、伝統的な料理を摂りいれたならば事態を防げるのかもしれません。

短命の人々

中国

中華人民共和国の西北にある新疆ウイグル自治区に住む人々の民族構成は、ウイグル族・漢族・カザフ族・キルギス属・モンゴル族とさまざまな民族が移住しています。

同じ地域でもウイグル族は長寿で、カザフ族は短命で、30歳から50歳くらいまでしか生きられないようです。

その違いは食生活にあり、カザフ族は遊牧民で羊の乳やその乳からできたバターやチーズを食べます。

お茶には塩やバターを入れたものを飲むため、トリウムの摂取量が多く、抗酸化作用のある野菜などは羊が食べるものと考えていて、野菜を摂取しないことから、心臓病や脳卒中、といった病気が多発しているのです。

スコットランド

イギリス北部にある、自然豊かな美しい土地で、ゆるやかなうねりの丘陵地帯は緑豊かな草に覆われていて、そこには羊や馬が草を食べている姿が見られます。

その草の下はピート(野草や水生植物が炭化した泥炭)で、ピートはモルトウイスキーやスコッチの香りづけには欠かせない燃料ですが、野菜の栽培にはすぐれないため、野菜がほとんど作られていないようです。

なので、野菜の摂取量が少なく、最も多く食べられている食材は羊・牛・豚肉、ハムやソーセージ、ベーコンなどで、魚はフィッシュ・アンド・チップスやじゃがいもを多く食べているようです。

これらは栄養価がとても低いため、心筋梗塞などの死亡率が高く、病気になりやすい食事といえます。

長寿の人々の食生活のまとめ

・空気が澄んでいて緑豊かな自然の環境で暮らしている。

・適度な運動をしている。

・海藻類やトウモロコシ・アワ・ヒエ・ゴマなど食物繊維が豊富な食物の摂取量が多い。

・低脂肪・低たんぱく・低塩な調理法である。

・魚(オメガ3脂肪酸EPA・DHAを含む)も大豆も豊富に摂取している。

・細胞膜・皮脂の元になる、良質な油が豊富

・野菜や果物を豊富に食べている。

その他には、山菜やあんず、ポリフェノールの豊富なワインなどがあります

短命食の人々の食生活のまとめ

・主のお米の摂取量が多く、野菜など栄養豊富な食材の摂取が少ない。

・塩分を多く摂取しているため病気になる。

・脂肪が多く高カロリーの食べ物である。

・野菜や果物はほとんど食べていない。

・食物繊維の摂取量がすくない。

このように「食」と人の間には深い関係があるのです。

中には長生きはしなくてもいいという人もいます。

けれど、長生きはしないまでも、いかに病気にならずに健康で元気に生きていけるのかは、とても大切なことだと思います。

病気になっても支えてくれる家族はいるかもしれません。

でも、看病している人や、残された人は、やはり切なくとても悲しい思いをするはずです。

そうならない為にも、食生活を見直し少しでも体に良いものを摂り入れていきたいですね。

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