現代では食べすぎが原因で生活習慣病を招いてしまっています。
生活習慣病とは
不規則な食生活や運動不足などが原因で起こる病気の総称です。
生活習慣病は、肥満症・がん・高脂血症・高血圧・脂質異常症・糖尿病などがあり、中でも高血圧、脂質異常症、糖尿病、内臓脂肪型肥満の4つの症状が重なった状態を「死の四重奏」ともいわれ、このように複数の疾患が終結することで脳卒中や心筋梗塞などになるリスクが高まるためこう名付けられたようです。
この元となるのは?
内臓脂肪などから分泌される、アディポサイトカイン(PAI-1他)と呼ばれる物質の中の悪玉ホルモンによって、血圧や血糖をあげたり、脂質の異常を起こしたり、動脈硬化や血管の病変を促進し生活習慣病の発症に繋がることがわかってきたようです。
逆に食を細くし体に必要なものを摂取することでみるみる体調を回復した人は多く存在します。
実際に食を細くすることで身体に良い効果をもたらしている有名人や芸能人の方は数多くいます。
食に気を付けている有名人
例えば
タモリさん、ビートたけしさん、シンガーソングライターのGACKTさん、ピンクレディーの未唯さん、日本のプロボクサーである辰吉丈一郎さん、歌手で俳優でもある福山雅治さんなど、美や若さを追求し小食を意識したライフスタイルを送っています。
これは間違ったダイエットなどで食べない不健康なものとは違い、しっかりと体調や摂り入れる食材を体で感じ、健康や美を意識していることが大きいですね。
実際にピンクレディーの未唯さんは一食生活を送る中で、多忙な毎日を乗り越えることができたといわれていますし、タモリさんは「笑っていいとも!」通算8054回の内、欠席したのはゴルフの事故や船舶試験が理由なようで、「風邪などの体調不良で休んだことが一度もない。」とのことです。
きっと食べることで消化に体内酵素が使われ、身体を疲れさせてしまうことを体のどこかで自然と感じ取っているのかもしれませんね。
そして、毎日一食で小食だからといって、みなさん全く食べないわけではなく、体に必要なものを必要な量だけとって、適度な運動をとりいれていることもわかります。
食を細くすると身体はどのように変わるの?
・酵素が代謝にしっかり回すことができる
体内の中には代謝酵素と消化酵素の2つがあり、食物を食べることで消化酵素が使われますが、この時に消化酵素では補いきれない場合、代謝酵素が消化酵素に回されます。
つまり、食べ過ぎることで代謝酵素が消化に回ると、身体を回復させることに回すことができず、様々な症状や病気を引き起こしてしまいます。
反対に食を細くすると、代謝酵素の働きがよくなり細胞の再生や、自然治癒力で病気などを自然に治す力が働き肥満も防ぎます。
血液がキレイになる
代謝酵素が活性化することで血液の状態がよくなります。
血液がサラサラになることで、肩こりや腰痛といった血行不良が原因で起こる症状が改善されるのです。
デトックス効果がある
普段から負担をかけすぎている胃腸や肝臓、腎臓を休めることで内臓の働きが良くなり、体に溜め込まれた老廃物や食品に含まれる添加物、農薬などの有害物質などが排泄され、腸内での悪玉菌の増殖も抑えることができます。
オートファジ―が働く
オート「auto」は「自ら」、ファジー「phagy」は「食べる」を意味し自食作用とも呼ばれています。
オートファジーのメカニズムは、飢餓状態になることで、私たちの細胞の中にある小胞体・ミトコンドリア・ゴルジ体・エンドソーム・リソゾームなどの、オルガネラと呼ばれる細胞内小器官が多数存在し、これらが壊れたりして機能しなくなった場合に細胞が処理します。
必要のなくなったたんぱく質などを細胞自身が分解したり、新しいたんぱく質やエネルギーを作り出す役割をしています。
また、細胞内に侵入した病原微生物を排除し、生態の生理的状態を一定に保つ働きもしています。
サーチュイン遺伝子が働きだす。
飢餓状態である空腹感になることでサーチュイン遺伝子がオンになり、シミやシワ、そばかす(老化を促進させる体内のサビを引き起こす活性酵素)などのを減らしたり、動脈硬化を防ぐ効果もあると言われています。
この他にも、シミやシワが目立たなくなり、髪にツヤが出るなどの美容効果もありますが、ただ食を細くするだけでは身体の内側をキレイに保つことは出来きません。
日々の食生活の中で、身体を洗浄するのにふさわしくない食事をせず、いろんな栄養素を体にとりいれた生活習慣を送ることも大切です。
より効果を感じられたい方におすすめ
→【今注目のファスティング(半断食)とは?】
→【ファスティング前の注意点とファスティングの効果!】
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