どうしてむくむの?
ダイエットをして食べるものも気を付けているのに、どこからともなく体のあちこちがむちむちになり、むくんでしまう経験ってありますよね。
女性は生理前など、女性ホルモンの影響で、とりいれた栄養や水分が体内に溜め込まれやすいため、お腹まわりやふくらはぎ、二の腕など各部分がむくみやすくなります。
生理前は女性ホルモンであるプロゲステロンの量が増加し、体外へ水分や老廃物が排出されにくくなることから、便秘もおこりやすく、むくみの原因となります。
また、今度はプロゲステロンの減少により、体に冷えを感じさせ血行不良となることでむくみやすくなります。
ただ、生理前のむくみは、生理が終わるころには解消されますが、それとは関係なく毎日のようにむくみから解消されない場合は、違う原因が考えられます。
水分を摂り過ぎてもむくみは起こるのですが、不規則な食生活からくる老廃物の蓄積によって、体内に排泄されずに残ってしまった毒素によって、血液の循環が悪くなり、代謝が低下することでむくみに繋がっている可能性も高いようです。
このように、老廃物の蓄積を防ぐためには、むくみを解消する食材を積極的に摂りいれて代謝をアップさせ、むくみの原因となる水分をしっかり排出させましょう。
むくみを解消してくれる食べ物
大豆食品
大豆には大豆イソフラボンやカリウムが多く含まれるため、むくみ対策に必需品の食品だと言えます。
栄養価に優れ、女性に嬉しい美容効果や肥満防止効果に役立ちますが、からだにいいからといって、過剰な摂取は控えるよう注意が必要です。
大豆イソフラボンの1日当たりの摂取目安量の上限値は75mgとされています。
大豆から作られる食品は数多く存在するので、一日に納豆を一パック、お味噌汁やお豆腐を適量食べるといったように、ほどよく摂取することをおすすめします。
海藻類
海藻も、カリウムを多く含みむくみを解消します。
食物繊維のぬるぬる成分で、腸内環境を改善し、美肌やダイエット効果に役立てましょう。
ばなな
体内のナトリウムを排出し、カリウムも豊富に含んでいるので、むくみを予防し改善するのに効果的です。
また、たっぷりの食物繊維でお腹の調子を整えます。
生姜
生姜は食物繊維も酵素も多く含むため、消化を助け便秘の解消にも役立ち、血糖値の上昇を防いで肥満を防止します。
また、「ジンゲロール」という成分が、血行をよくし代謝をアップさせ冷えを防ぎます。
白湯
お水を50℃ほどに温めてゆっくり飲むことで、内臓を温めます。
温まることで、胃腸の働きが活発になり代謝アップに役立ちます。
老廃物の排泄などデトックス効果もあるので、体が冷えているときや寒い日などは進んでとりいれましょう。
野菜&フルーツジュース
りんごやバナナなど食物繊維を多く含む食材でスムージージュースをつくることで、食材の持つ酵素の働きが身体により効果的に働きます。
新鮮でおいしいジュースをつくって、免疫力も代謝も活発にしましょう。
日頃からむくみを防止する
・香辛料・アルコール・ラーメンなどの塩分の多いもの・ファーストフードなどの油っこいものはさけます。
・紅茶やコーヒーなどのカフェインなどは、体を冷やす作用があり、カリウムの働きも阻害し、カルシウムも奪われるので飲み過ぎないようにし、どうしても飲みたい場合は、ハーブティーなどむくみを排出し、体を温める飲み物をとりいれましょう。
・むくんでいるからと水分を摂らないのは体の巡りを悪くし、かえってむくみやすくなる原因となるだけでなく、水分不足は便も固くなりスムーズな排泄ができなくなるので、こまめな水分補給を心がけましょう。
最後に
水太りの主な原因の一つは、食生活の乱れにあります。
食事の前には必ず生の野菜サラダや果物から食べるようにして、食生活の改善を心がけていくことが大切です。
ストレスをかかえず楽しく過ごし、バランスのとれた食事を目指したいですね!
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