風邪を引いたときや、体調が優れないときって何も食べたくありませんよね?
実はこれって「人間の本能」で自然なことなんです。
普段何気なく、好きなだけ食べている食事ですが、これらの食べ物が体内に入ったときから体の中では様々な活動が行われています。
けれど、体調を崩すと食べたものを消化する働きが、いかに身体に負担をかけているのかがわかるんです。
例えば、ファーストフードなどの油っこい食べ物は、体調を崩したときには全然受け付けず食べたくありませんよね、これって体は消化する負担を感じ取っている証拠なんです!
でも、風邪のときにはあっさりしたものだと少しくらいなら口にはいるし、あまり食べれないため、すこしずつゆっくり良く噛んで食べるので唾液がよくでます。
唾液には、唾液成分に含まれる酵素が沢山分泌されて食べたものの消化を助けます。
また、薄味でもおいしいと感じられることを体は感じ取っていて、素材のままの食べ物は身体に負担にならずに消化を行えるということです。
体が元気な時は好きなだけ味付けの濃いものや、油で揚げてある物を食べていますが、不調の時に分かるように、わたしたちは日頃からからだに膨大な負担を常に与えているということなんです。
つまり、消化酵素をたくさん消費しているということです。
その他にも、タバコやお酒、ストレスなども消化の浪費に繋がります。
消化酵素が足りないと、体内の酵素は代謝酵素よりも消化を優先してしまうため、生命を維持するのに必要不可欠な代謝酵素が不足してしまいます。
代謝酵素が不足すると
・食事からとった栄養素を体内に送り届ける新陳代謝の機能が弱まる
・身体の傷ついた修復作業
・細胞の再生
・自然治癒機能
・身体に摂り入れてしまった有害物質などを汗や尿と共に排出させる機能
・老化や病気を防ぎ疲労回復する免疫機能などが低下
すると身体には様々なトラブルが発生します。
身体が傷つき、いたんだ場所の修復が行われず、体のあちこちに痛みが発生し、血液の循環が滞ることで栄養の巡りも悪くなり、疲れがとれないといった不調を招きます。
主な症状
・肌荒れやニキビなどの直りが悪くなる
・疲労や疲れがとれない
・おならが臭い
・下痢などの症状があらわれる
・体のどこかが痛い
・顔色が悪くくすんでいる
・手足の冷えがある
・食べたものが胃にもたれやすい
・手や足、顔がむくみやすい
・生理不順
・寝てもスッキリしない
・肩こりや腰痛がある
などです、これらの症状をなくすには酵素を使いすぎないのがポイントです。
酵素の働きを妨げない方法
身体に有害な食べ物を食べない。
タバコ、アルコール、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸、アイスクリーム、スナック菓子、添加物の入った食品、動物性たんぱく質の過剰摂取など極力控えることが大切です。
食べてすぐに寝ない
夜の8時過ぎに食事を摂る人は、その前に夕飯をすませておきましょう。
食事を食べた後、すぐに寝るのは避けて、2~3時間の時間をあけましょう。
そして、適度な運動や良質な睡眠時間をとることも大切です。
ストレスを溜めない
現代ではストレス社会と言われるほど、何らかのストレスを抱えている人が多くいます。
ストレスがない人の方が珍しいくらいですが、好きな趣味などを見つけて時にはリラックスできる空間をつくり、上手に発散していきましょう。
電磁波を浴びすぎない
私たちはTVゲームや電話やパソコン、病院などで健康のためにCT検査や、様々な電磁波を日頃から浴びています。
これらも酵素を不足させてしまう要因となるので、日々の暮らしで使わないですむような生活を送りましょう。
栄養不足に気を付ける
酵素が沢山含まれている藻は生の食材です。
生野菜や果物を食べないのは酵素が不足します。
ビタミンやミネラルファイトケミカルといった酵素の働きを活性化する生の食材を摂り入れましょう。
酵素を温存させて代謝に回すことができれば、自然と身体の不調ともおさらばできる日がきっと来るはずです。
無理だと思わず、ひとつひとつ出来ることからはじめていきたいですね。
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