免疫を高めることで身体に表れるメリット

公開日:2018年09月21日

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最近、お肌が荒れたり、何だか体調もスッキリせず風邪も引きやすくなったような、そんな症状が続いていませんか？

免疫機能はほぼ腸（小腸の粘膜である腸管）に存在しているといわれています。

詳しく言うと8割は腸に存在し小腸に70％、大腸に10％です。

小腸の粘膜のことを「免疫の新大陸」・「免疫の新世界」と呼ばれています。

もう一つ、小腸は「内なる外」ともいわれ、その理由として、口から鼻・のど・気管・呼吸器官・食道・胃・小腸・大腸・肛門と繋がっていて、すべて粘膜にバリアーされていることで、外からの外界と接し異物や有害物質、病原体などから身を守ってくれているという役割を担っています。

腸に集結する免疫細胞や腸内細菌の力で、私たちが日ごろ口にしている食べ物などに付着する病原菌やウイルスなどの外敵から全身を守ってくれているのです。

さらに血液を流れ、全身に運ばれ敵を見つけてやっつけるなど、強い戦士となって体全身をくまなくパトロールしてくれているのですが、何らかの影響によって病気やアレルギーなどの異常を生じます。

これは免疫力が低下しているサインの可能性があります。

免疫力が常に上がっていると肌荒れや不調、病気などの不快な症状から守られるといった、身体には嬉しいメリットがたくさんあるのです。

免疫力がアップすることで身体に現れる効果

免疫力があがると、身体の免疫機能を司る組織である、白血球やリンパ液が元気になり、病気などに打ち勝つ抵抗力がグンとアップします。

すると、外敵や体内で発生する菌をやっつけ病気が進行しにくくなり、例え病気になったとしても早い段階で回復したりと、病気などの悪化を防ぎ健康でいられるのです。

また、免疫量力がアップすることで、風邪だけでなく花粉症やアレルギーといった症状も緩和します。

腸の働きが良くなることで、蠕動運動が促進され老廃物がスムーズに排泄され、大腸がんなどのリスクがなくなります。

運動や食事などで体温が1度あがることで、代謝は13パーセントもアップすると言われています。

体温が上がると免疫力もグンとアップし、食事で摂り入れたエネルギーも消費され脂肪が燃焼されやすく自然とやせやすい体質に近づきます。

逆に新陳代謝が低下すると血流が悪くなり、摂り入れた栄養素がうまく身体の隅々にまで運べず、様々な不調をまねきます。

基礎代謝が上がることで身体に不要な老廃物もなくなり、血流もよくなることで身体の隅々に栄養がしっかり行き渡ります。

また、細胞の再生もスムーズに行われることで、自然とキレイなお肌に生まれ変わったりと、アンチエイジング効果が期待できます。

今、重要な問題となっている生活習慣病ですが、肥満によるメタボリックシンドローム、糖尿病、脳卒中、動脈硬化、高血圧、心臓病など血流が悪くなることでおこる症状を防ぐことができます。

免疫力が低下すると、日常生活に様々な要因となり支障をきたすこととなるので、毎日の食生活や生活習慣を改善して日々の血行を高めて、免疫力アップを目指しましょう。