「あなたの腸はキレイですか?」
と突然言われてもピンときませんよね。
現代ではパソコンやスマートフォン、テレビなどの機械化が進む中で、電波の影響だったり、ストレスだったり、飲み会での暴飲暴食に、好きな食べ物だけを好きなだけ食べてお腹を満たしたり、このような様々な生活環境の影響から「生活習慣病」を引き起こす結果となっているのです。
生活習慣病とは
食生活の乱れ、運動不足、アルコールの摂り過ぎ、タバコの吸い過ぎ、疲れた体を休めずに休養しないなど、不規則な生活習慣から様々な病気の発症へと繋がっている症状です。
前までは「成人病」と呼ばれていましたが、今では幼いころからの生活習慣によって発症することがわかり「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。
主な病気の症状
・高血圧
・動脈硬化
・糖尿病
・肥満症
・高脂血症
・大腸がん
・歯周病
などがあり、体を動かさないといった運動不足も原因とされ、これらの症状が悪化することで心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。
その他にもタバコの吸い過ぎやアルコールの摂り過ぎによって、肺がん、慢性気管支炎、循環器疾患、肝硬変、脂肪肝などの病気を引き起こします。
このような危険な病気を引き起こしている原因は腸内腐敗によるものです。
現代では日本人の体質には合わない、欧米食を摂取し続けることで、私たちの限りある体内酵素が沢山消費されています。
酵素についてはこちらをご覧ください→【酵素って何なの?】
日本人と欧米人の違い
日本人の体質は縄文時代から、穀物や豆、魚、野菜が多く、長い間動物性食品を摂ることがなかったため、たんぱく質を分解する能力が弱く、お肉を摂取することで未消化のままたんぱく質が残りやすいようです。
日本人の腸の長さは欧米人と比べると2メートル長い、約9メートルの長さがあり、これは植物性(食物繊維を含む)の食べ物をしっかりと分解し、消化・吸収するためです。
この長い腸に動物性食品が長くとどまると腐敗し有害物質を生じてしまいます。
さらに日本人の胃酸の分泌は欧米人の半分ほどと言われています。
欧米人の腸が短く胃酸が多いのは、動物性たんぱく質をスムーズに排泄させ、動物性たんぱく質を素早く消化吸収するため大量の胃酸を必要とするためです。
また、日本人の膵臓は他の民族よりも小さく、インスリンの分泌も少ないので、このことから考えても玄米など精製度の少ない穀物を中心とした体質であると言えるようです。
また、日々の生活を規則正しく送り、お仕事などのストレスを溜め込まないように、上手に発散して精神面でも健康面でもゆったりとリラックスした生活を心がけることも大切です。
そうすることで、自然と腸内環境が良好になります。
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