最近では鼻炎や咳、アレルギー、腹痛、腰痛、胃の調子が悪くて胃薬を服用したりと、薬に頼ってしまう人が増えています。
確かに一時的な症状は緩和されますが、その症状は少しのあいだ抑えられているだけで、またすぐに症状が現れてしまいます。
特にアレルギーなど薬を飲み続けるほど、症状をかえって悪化させてしまっている危険性もあり、薬を飲むほど症状が抑えられなくなり、はじめに服用していた数より増えている人も沢山います。
一時の症状は抑えることは出来ますが、数多く飲み続けることで、正常な機能まで働かなくなり、その他の悪いところが発しているSOSのサインにも気づけず、深刻な状態になっていたなんてことも起こりうるのです。
中には酵素を阻害し免疫力を低下させる薬もあります。
酵素阻害剤を利用していないとしても、西洋薬などの強い薬のほとんどは、人工的な構造でつくられているため、人体には異物なものとなるそうです。
米ワシントン州の研究チームの1993~2001年のデータによると、同州内に住む1万人余りの女性について、抗生物質を使用していない人に比べ、使用する人ほど乳がんになるリスクが高まるという傾向がありました。
乳がんになった2266人と、そうでない7953人の使用頻度を調べた結果、抗生物質を使用していない女性に比べ、抗生物質を使用するほど乳がんによる死亡率が高いというものでした。
しかし、使用回数が少なくなるにつれ危険性も小さくなるようです。
抗生物質を使用したことのない女性は健康状態がとてもよく、がんにかかりにくいとの説もあります。
また、乳がんの増える理由として、抗生物質の使用により、細菌の膜の酵素を阻害することで、細菌の中の悪玉菌だけを死滅させるだけならいいのですが、善玉菌をも死滅させるのです。
いざという時のために使用し、病状を回復するのには効き目もあり、薬の持つ力を最大限に発揮できるのでいいのですが、ただでさえ酵素を阻害することで、体内の酵素を衰弱させているのにもかかわらず、薬を長期にわたり服用し続けるということは、腸管免疫を低下させてしまい、免疫システムをわるくさせる影響となり小腸内の細菌群のバランスを崩し、がんへの抵抗力を弱めてしまう原因になっているのかもしれません。
この他にも、頭痛薬や生理痛などのお薬も、長期にわたり使用し、薬の効き目が悪いからと、年々使用する量を増やし、それでも効かなくなると今度は効き目の強いものを使用します。
その結果、そのときの生理痛の症状は緩和されても、その他の臓器からのサインを見逃し、女性の生殖器管内に生じている異変に気付くのが遅れ、そのまま症状が進行したまま、「痛みは生理痛によるものだから!」と信じ、薬で痛みを抑え続けた結果、子宮内膜に炎症が生じそのまま進行し筋腫が形成された結果、子宮を失ってしまうという、悲しい事実もあります。
体の痛みや病気は身体にふさわしくないものが蓄積され、体を支えるうえで必要不可欠な酵素を阻害し負担をかけてしまった結果ともいえるのです。
私たちの体に摂りいれるべきものを、ふさわしいものに変えていくことで、体の中の組織は正常に機能するようになります。
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