腸内の環境がよくないと、体調を崩す、疲れやすい、精神不安定になるなど、様々な症状を引き起こすため、体が思うように動かず、イライラして人に八つ当たりし、悪いとわかっていても、気分が晴れずにどんどん悪い方へ行ってしまい、ポジティブに考えるほど心とは裏腹な、行動をとってしまうのです。
イライラやストレスは、脳や腸が敏感に感じ取り、活性酸素を生み出し、体を酸化させることで老化も進み、さまざまな病気の要因ともなっていきます。
ストレスを感じると、副腎皮質ホルモンが分泌され、その過程により活性酵素が発生してしまうのです。
酵素の働きも悪くなり、体内酵素も無駄に消費し、代謝活動もスムーズに行われず、思考力や判断力も低下しどんどん気落ちしてくるので、そうなる前に、生活環境の崩れを改善しましょう。
特に、腸内環境の影響は体全体に負担を与えるため、食生活の乱れや、イライラの原因となるものを変えていく必要があります。
腸内には色々な種類の細菌が生息していて、個々の菌が集まっている様子は、まるで植物が群生している花畑のように見えるため「腸内フローラ」または「腸内細菌叢・ちょうないさいきんそう」と呼ばれています。
腸内フローラのバランスは私たちの健康状態と深く関係しています
例えば、食事を数分で、良く噛まずに食べることで、胃や腸に負担がかかるので、しっかり咀嚼することで、唾液に含まれる酵素が活発に働き、胃や腸への負担を防ぎます。
そして、野菜を多く摂取することで、食物繊維をエサにして増殖する腸内細菌は、人間にとってとても有益な働きをしてくれます!
ただ、肉食が中心になることで、野菜からの食物繊維が減少し、悪玉菌の働きが活発になり、肉のタンパク質を構成しているアミノ酸を腐敗させることにより、アンモニアや硫化水素など強烈な臭いを発する有害物質が大量に産生されるため、腸内細菌の活動が悪くなり、おならや便の臭いがくさくなるのです。
このような生活環境が続くことで、腐敗菌が蓄積され、次第に体調が悪くなり、脳も正常に機能しなくなり、脳から分泌されるセロトニンの働きも弱まり、イライラやストレスを招くことになるのです。
肉食中心の生活にならないように、緑黄野菜などの栄養価の高い食物の摂取量を増やすように心がけ、腸内のバランスを整えましょう。
幸せのカギを握るのは腸にあります!
気を付けること!
・イライラやストレスを溜め込まないように。
・不規則な生活を送らない。
・偏った食生活にならないようにする。
・運動不足にならないよう適度な運動を心がける。
・暴飲暴食はせず、小食を心がける。
・光浴や適度な運動も摂り入れる。
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