食べすぎると人は眠くなります。
このメカニズムとは?
どうして睡魔が襲うの?
体の中では「酵素」が一生懸命、各組織の細胞に働きかけています。
酵素は主に、消化酵素(食べたものを消化する)と、代謝酵素(目、手、脳や心臓などの各臓器や骨格などの生命活動を維持する役割を担っている)があり、この二つを合わせて混在酵素または体内酵素と呼ばれています。
そして、もう一つ外から体内へ取り入れている酵素があり、これを食物酵素と言い、体外酵素とも呼ばれています。
私たちが食物を食べて、消化し吸収・分解することを行えているのですが、日ごろから、好きなものを好きなだけ食べても、しっかり消化できているのは、この体内酵素と食物酵素が働いているお陰なのです。
しかし、私たちの体で作られる混在酵素の量は、一生分で一定量しか作られず、永遠にあるというワケではないのです。
悲しいですが、いつかはなくなってしまいます。
よって、酵素が尽きたとき生命は死を迎えるということらしいのですが、では、少しでも長く尽きないようにするためにはどうしたらいいのでしょう?
答えは簡単です!
体内酵素を使いすぎないように心がける!
お仕事中に、ウトウトと眠くなることもなくなります。
ということは!
普段体に摂取している食物の量を少なめに摂り入れる!
なおかつ外からの酵素も補うことで、体内酵素に負担がかからずにすみ、体は元気で若々しく、眠気もなくスッキリするということなのです。
ですが、乱れたままの食生活を続けていると、体内酵素量はみるみる減少していき、スムーズに代謝活動が行われず、身体にじわりじわりと症状が現れてきます。
何故かと言いますと、お腹いっぱいに食べた後、消化酵素はめいっぱい働かなくてはいけません、体の中ではフル活動が続き、消化酵素だけでは追い付かず、本来、体を動かしその他の臓器に働きかけないといけない代謝酵素までもお手伝いさせられるため、体は動きを鈍らせ休息モードに切り替わるのです。
切り替わると睡魔が現れ、例えば車を運転中など、身に危険が及んでしまったり、仕事中、勉強中など集中力がきれ何も身につかなくなりなりますよね。
それだけではなく、食後眠気を誘うのは病気の兆候でもあるのです。
食べてすぐ寝る!という行為は実はNGで、食後2~3時間は横になることはおすすめできません。
このように、食べてすぐ眠くなるメカニズムとは、食べる→消化酵素が足りず体全身の動きを司る、代謝酵素が消化酵素へ回される→代謝酵素が代謝に回せず一時休息!
ということなのです!
眠気をなくしてスッキリさせるコツ!
こまめに体を動かす。
その場からいったん離れて、部屋にいる場合は、隣の部屋に行ってゆっくりと深呼吸をして、5分くらい体を動かしましょう。
お天気がいい日なら外に出て日光を浴びながら両手を広げて深呼吸もスッキリしますよ。
1時間に一度、目を動かす。
同じ体制で同じものを見ているため、脳も飽きてしまい眠気をさそいます。
違う景色を見て、気分を変えるのも〇です。
酵素をたっぷり摂取する。
食事のはじめには野菜をたっぷり摂りいれましょう。
野菜や果物は酵素をたっぷり含んでいるため、自身で消化しながら胃を通過するので、身体に負担もかからず何よりその後の、食物の消化の助けになります。
動物性たんぱく質をひかえる。
酵素を大量に消費してしまう動物性たんぱく質(卵・肉・魚・乳製品)は少なめに摂りいれ、その分野菜を多く食べましょう。
良質なミネラルウォーターを飲む。
酵素は水がなければ働かないため、ミネラルウォーターをこまめに摂りいれましょう。
酵素にとって質の良い水を取り入れることは大切です。
pHが7.4~7.5の弱アルカリ性の水を摂り入れることで活性化します。
夜は良質な睡眠をとる。
夜遅くまで起きていると、代謝がしっかりと行われません。
翌日に備えてしっかり睡眠をとって、食べて物の消化吸収をして、余分な老廃物を排泄しスッキリとリフレッシュな明日を迎えましょう。
眠気の来ないような自分にあった食事法を目指して、日ごろの食事の仕方を工夫して変えていきましょう.*。・
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