「あなたは便秘で悩まされていますか?」
女性に多い悩みの種でもある便秘ですが、便秘により腸内に長く滞留している老廃物は身体にとても悪く、人によっては病院で薬を処方してもらい、「毎日薬を飲みながら便を排泄している」という方も多くいます。
最近では健康やダイエットなどで、よく用いられる「断食や腸内洗浄」を行うことで、長い間腸内に溜まった便がスムーズに排泄されるという方法が注目されています。
その前に、日々のなかなか出てこない、しぶというんちが溜まることで起こる危険なども知っておきましょう。
便秘の危険!
便秘を予防することの基本は「食生活の改善」と「適度な運動」ですが、強いストレスを感じたり、便意を感じたり、トイレにいきそびれてしまうことで便が固くなり出にくくなります!
そして、この繰り返しが続くことで、便秘と繋がっている可能性があるのです。
一度、うんちを出しそびれると便は固くなってしまい、そうなると固くなった便を出すことは困難で、ちょっとやそっと息んだくらいではなかなか出ないのが現状です。
なによりも怖いのは、時間のない忙しい中で便意があってトイレに駆けつけても、うんちが出てきてほしいのに、焦るほどすぐには出てこないため、仕方なく一旦便意をとめてしまうことです。
例えば・・・
会社の休憩中に便意を感じ便を出そうとしても、出そうでなかなかでない、時間がないので一旦出すのを諦めて、また便意を感じたので別の時間にトイレに行ってみたがまた出そうで出ない!
時間がないからと諦めて、出てきているうんちを途中まで出したり引っ込めたりしてしまうと、うんちはどんどん固くなります。
この固くなったうんちはいきんだり、きばってだそうとする人が多く、実はこのきばるという行為にはとても危険な病気が潜んでいるのです。
いきむことで及ぼす危険や、痔よりも怖い病気
痔
妊娠中や出産をきっかけに起こりやすくなります。
妊娠中はうんちを出すとき、お腹の赤ちゃんに気を使うため便秘になりやすくなります。
また、妊婦さんでなくても、便秘になりやすい人はトイレの時間も長く、強いいきみにより、うんちが肛門付近を出たり入ったりすることで、肛門がこすれ傷がつき出血します。
切れ痔
便秘がちな人に多くみられ、固くなってしまったうんちを出そうと、無理やりいきんで出すことで、肛門が裂けたり切れたりします。
また、下痢が続く事で炎症として起こることもあります。
脳梗塞・脳卒中
いきんだり、きばることで体内の血圧が上昇し脳に圧力が加わり、血管は高血圧状態になり、もろく弱くなっている血管はその衝撃に耐えられずキレてしまう恐れがあります。
このようなトラブルや危険を回避するには、無理に息をとめていきまないことが重要です!
うんちが出そうになったら、無呼吸を減らしある程度軽くいきんだら、一度息を吸います。
おすすめは、口からスッスッスッスっと息を吸う方法です。
つまり、腹式呼吸をすることでお腹が動き、蠕動運動の助けとなりスムーズに便を出すことができ便秘解消にもつながります。
何日間も、腸内に溜まって出てこない便にならないように心がけることが大切です。
普段から、腸管の蠕動運動がしっかりリズミカルに行われるように、日々の乱れた生活習慣や食生活を見直し、腸内環境をよくしていく必要があります。
長期にわたり、便を溜めている人は一日ファスティングで体内を良い環境へ導きましょう。
こちらをご覧ください→【1日断食をするなら週末がおすすめ~ファスティングで体内をすっきりリセット~】
ファスティングを行うのが初めての方はこちらからどうぞ→【ファスティング前の注意点とファスティングの効果!】
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