酵素パワーを倍にして摂るコツは「すりおろした野菜」が効果的～

酵素パワーを倍にする・・・？

そう！

生の食材にたっぷり含まれている酵素のことです！

スーパーなどで売られている、さばかれたお魚やお肉にも酵素は含まれているの？

はい！含まれています！

酵素は加熱調理されることで、本来持っている力が消えてしまいビタミンは吸収することができても、酵素の力は失活してしまいます。

では、未消化のまま排泄されるの？と言われるとそうでもありません。

本来、人間には体内酵素が備わっているので、酵素を体に取り入れていなくても、この体内酵素の力により生命活動を行うことができています。

ただ、加熱調理されたものばかりを食べる！というこの状態が続く事により、体内酵素の生産が追い付かず消化しきれない腐敗物が腸内をみだれさせ体力を消耗させたあげく肥満や万病へと繋がっていきます。

暴飲暴食ともなると、様々な万病を引き起こす引き金となってくるわけです。

そうなることを回避するためには！

野菜や果物には酵素が豊富に含まれていますが、そのまま食べるよりももっと酵素を吸収しやすいのは野菜や果物をミックスしてつくる生の酵素ジュースです。

野菜や果物をジュースにすることで食材の細胞が壊され酵素が活性化し、より消化がよくなり老廃物の排泄がスムーズに行われます。

朝からお昼までは排泄の時間ですので、この時間帯に飲むことでお通じもよくなります。

※血糖値が高い人や糖尿病の人は果物を一種類にして野菜（サニーレタス、キュウリ、セロリなど緑黄野菜）を多く取り入れることをおすすめしますが、まずお医者様とお話しして飲まれてください。

すりおろし器やスクイーザーですりおろす。

大根は食物繊維も豊富で、すりおろすことで100種類の酵素が活動します。
あらゆる病気の根源である活性酸素（かっせいさんそ）を駆除するための物質がふくまれていて、中でもイソチオシアネートはアブラナ科の野菜特有のファイトケミカルです。
大根のしっぽの部分が活性化しやすいのですが、辛みが強いので、生味噌（アミノ酸が含まれ体に良い効果を得る。）を混ぜることで中和され、食べやすくなるのでおすすめです。

大根おろしのアミラーゼによる澱粉の分解や、リパーゼによる脂肪の分解を行い、プロテアーゼはたんぱく質を分解する働きをし、焼き魚の焦げはがんの原因になりますが、大根おろしに含まれるキシターゼ（がん物質分解酵素）が働きかけてくれます。
※残った搾り汁は酵素が豊富に含まれているので、捨てずにサラダなどのドレッシングとあえましょう！

きゅうりにはホスホリパーゼという脂肪分解酵素が大量に含まれていることがわかりました。

ステーキや焼き肉など脂っこいものを食べるときには、大根おろしのようにきゅうりおろしも添えて、ドレッシングなど醤油をかけて食べるといいですね。

ビタミンC・ビタミンB1・カリウム・カルシウムや食物繊維が豊富で、なかでもジオスニゲンがアルツハイマーを改善する作用があり、美肌、疲労回復にも役立つと注目されています。

すりおろすとねばねばがまして、温かいご飯にのせることでさらに消化酵素の働きもますのでおすすめです。

何より、ネギと一緒に食べると美味しいですよね♪

生姜は冬の季節にはかかせない！

生姜にもアミラーゼ（でんぷん分解酵素）やプロテアーゼ（たんぱく質分解酵素）が含まれていて、体をぽかぽか温めたり、ビタミン・ミネラルも豊富です。

45℃～50℃（酵素が壊れない温度）のお湯をカップにそそいで、すりおろした生姜を入れ、はちみつなどで甘みを加えて飲むと、酵素がアップして効果ありのおすすめドリンクです。

りんごも凄い！

りんごもそのままで食べると酵素の吸収が十分に行われませんが、すりおろすことで酵素力がアップして栄養が増します。

りんごにはビタミン・ミネラル・カリウム・ポリフェノール（皮に多く含まれる）があるので、皮付きのまますりおろすことで全ての栄養素が吸収できます。

※農薬など気になる方はよく洗ってください。

※りんごの種などは食べないように注意してください。
種にはある一定の条件にならないと芽を出さないという物質が種を守っていて、その物質が酵素阻害物質であり、生の種を食べてしまうとそれを消化しようとたくさんの体内酵素が消費されてしまうからです。

他にもすりおろすのにおすすめなのは、梨、ニンジン、生姜、にんにく、れんこん、玉ねぎなどがあげられます。

ポイント！

・生の食材を皮ごとすりおろすことで、酵素が倍になり酵素力がアップします。

・グレープフルーツなどの柑橘系の物はスクイーザーなで搾って飲まれて下さい。

いかかでしょうか？