毎日の食生活で意識しないで食べている「食べ物」によって、みんなそれぞれ体型に違いがあらわれているって知っていましたか?
主な体型として4つの果物を例に分けられます。
バナナ型
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全体的にほっそりしていて、無理なダイエットをしなくても、もとから健康的な体重を維持できている。
ただし、食べたものの燃焼が遅く、女性だとセルライトがつきやすい傾向にある。
好みの食べ物
牛乳、チーズ、バターなどの乳製品や、お米や麺類、チョコレートなどの甘い物や、食事はさっぱりとしたものを好む。
身体への影響
・食べたもの全部の栄養素を分解する酵素が少ないため、消化がスムーズに行われない。
・乳糖分解酵素が少ないため、牛乳の消化ができない。
・ストレスに弱く疲れやすい、牛乳などによるアレルギーや腸の調子が悪くなりやすい。
摂取するとよいもの
牛乳などの乳製品は極力避け、大豆製品や卵、お魚などの良質なたんぱく質をとり、抗酸化栄養素であるカロテン(ニンジン・トマトなど)や、ポリフェノール(ベリー系・ゴマなど)を進んで摂取しましょう。
その他にも、パイナップル・メロン・イチジク・バナナなどもおすすめです。
りんご型
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上半身に脂肪がつきやすく、肥満やメタボになりやすい傾向にあり、皮下脂肪よりも内臓に脂肪がたまりやすく、ぽっこりとしたお腹が特徴的で男性に多くみられる。
好みの食べ物
お酒が好きで、チーズやこってりとしたパスタ、ピザ、ハンバーガー、ステーキなどのお肉に、唐揚げ、ポテトフライ、チキンフライなどの揚げ物などの高たんぱく、高脂肪の食事を好む。
身体への影響
たんぱく質を多く摂取するため、たんぱく質を分解する酵素であるプロテアーゼが不足し、体内に脂肪が溜まりやすくなり、生活習慣病(アレルギー・動脈硬化・高血圧・糖尿病・痛風・心臓病)や、腰痛、骨粗鬆症の危険もあります。
摂取すると良いもの
食べたものを身体に溜め込むのを防止するたの食物繊維や、たんぱく質を分解する酵素(塩辛・麹・納豆・りんご・パイナップル・キウイ・いちじく・パパイヤ・メロン・プルーン・ゴーヤ・にんじん・玉ねぎ・にんにく・海藻類・くるみ)を含む、低脂肪で良たんぱく質な食事を心がけましょう。
また、野菜や果物をミキサーにかけたジュースなどもおすすめです。
洋ナシ型
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下半身のお腹、腰、おしりの回りなどに脂肪がつきやすく、女性の場合ですと水分がたまりやすくむくみやすいです。
セルライトも溜まりやすいです。
好みの食べ物
・糖分の多いジャンクフード(ハンバーガー・ステーキ・スパゲッティー・フライドポテト、ホットドック)
・ポテトチップス、ドーナツなどの味の濃いもの
・脂肪分の多いクリーミーな味付けのもの
・スパイスの効いたものを好みます。
身体への影響
・塩分を多く摂り入れる傾向にあるため、水分が溜まりむくみやすい。
・月経前症候群であるPMSや、女性に多い甲状腺や、肝機能低下(全身倦怠感、疲労感など)の危険性がある。
摂取すると良いもの
塩分や脂肪分を多く摂取する傾向にあるため、塩分を排出するカリウム(バナナ・メロン・キウイ・パセリ・アボカド・ほうれん草・山芋・里芋・納豆)を含むものや、食物繊維(ごぼう・オクラ・インゲン豆・セロリ・モロヘイヤ・芽キャベツ・菜の花・かぼちゃ・なめこ・きんかん・海藻類)を多く含むもの、納豆・小豆・イワシやさんまなどの良質な脂肪やタンパク質をすすんで摂取するようにしましょう。
マンゴー型
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全体的に脂肪がつきふっくらしていて、神経伝達物質の一つであるセロトニンの不足により気分が不安定になりやすく、ストレスなどからスイーツやケーキ、お菓子などの甘い物に依存しやすいです。
好みの食べ物
・紅茶やコーヒーなどのカフェイン
・チョコレート・ケーキ―などの甘いスイーツ
・パスタなどの麺類に、お米などのでんぷん質を好みます。
身体への影響
女性に多くある疲労感や脱力感・身体が重い・血行不良・元気が出ない・うつ・血糖値の異常などの症状が表れやすくあります。
摂取すると良いもの
たんぱく質や糖分を多く摂取している傾向にあるので、糖質分解酵素であるアミラーゼの不足により、糖分やでんぷんを分解できず様々な症状を引き起こしています。
これらの摂取量を少なくし、でんぷん分解酵素(キャベツ大根・カブ・山芋・パプリカ・生姜・バナナ・キウイ・梨)を含む野菜や果物、卵、海藻類、豚肉を摂取し、高タンパク質や低糖を心がける食生活を目指しましょう。
体の健康を考えて毎日を過ごすことはとても大切なことですよね。
自分に思い当たる体型をご覧になって、日々の食生活を改善していくことで、きっとスリムな体型へと導いてくれるはずです。
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