時間をかけて体重を落とす健康的なダイエット

無理なダイエットは続かない

つらい食事制限によって、ダイエットを途中で挫折したり、なかなか痩せなくて諦めたり、過酷なダイエットでガリガリに細くやせ栄養失調となり、病院で点滴をうって栄養補給しなければならないといった、いろいろなダイエット法によってやせ方は異なります。

ダイエットに成功するには？

ダイエットに成功した人たちは、元気で表情も明るくお肌もイキイキとツヤがあります。

ただし、健康的にやせるダイエット法はとても長い期間が必要となります。

この、ダイエットで重要なことは「健康的にやせる！」「のんびり時間をかける！」「焦らず諦めない」という心構えが大切です。

また、ダイエット後も無理なくそのまま継続していくことで、スリムな体型を維持し続けることができます。

どうして失敗するの？

ダイエットをする人の多くは「早く成果を求めたい。」、つまり体重計の数字にとらわれてしまい、失敗を繰り返してしまうといった結果となりがちです。

例えば、ダイエットを始めると、一時的に2kg、3kgと体重が落ちますが、その後はなかなか落ちず、目標体重を目前に突然体重がピタリととまる停滞期がやってきます。

すると、体重が落ちなくなることで、途中で諦めたり、食欲に負けて我慢していたぶん沢山食べてリバウンドするといった結果となり、いままで取り組んできたことが全て水の泡となります。

停滞期になるワケ

私たちの体では体内に入る食物が少なくなることで、体がデトックスを開始し体重が減りますが、体はこれを命の危機と察知し生き延びるための手段として、消費するエネルギーを抑えます。

これを「ホメオタシス効果」と呼びます。

体重が減らなくなる理由は、停滞期がおおきく関係しているので、この失敗するダイエットの悪循環に陥ってしまうと、痩せたくてもうまくいかずになかなかやせられなくなるのです。

停滞期を乗り越えるにはどうすればいい？

停滞期中に大切なことは、すぐに結果を求めるのではなく、「焦らず気ままにダイエットに取り組んでいく」ことが成功へのカギとなります。

ダイエットの食事内容や取り入れ方を見直す。

無理な運動をしている。

ハードな運動は体にダメージを与えるだけでなく、疲れを溜め込みやる気を失わせてしまう原因となるので、一日30分ほどの適度なウォーキングをとりいれることがおすすめです。

無理な食事制限をしている。

早く痩せたくて、ほとんど何も食べずに過ごすやり方では、体は活発に動けず代謝機能が低下して、体は冷え脂肪を燃焼することもできなくなります。

また、体内に十分な栄養が入ってこないことで、老化、シミ、シワ、吹き出物、アレルギー症状など様々な悪影響を引き起こしてしまうのです。

そうならない為にもビタミン・ミネラル・ファイトケミカルの豊富な食材をたっぷりと食べて、代謝機能を活発にし老廃物を溜め込まない体づくりを目指しましょう。

むくみやすいから水分をあまりとっていない。

これは大変危険な行為で、成人の体は約60％水でできていて、胎児は体重の約90％、新生児は約75％、子供は約70％、老人は約50％と年齢により異なります。

体に摂り入れた水分は、腸から吸収され、血液などの体液となって全身をめぐります。

血液は、酸素・栄養・ホルモンを体の隅々まで運ぶ重要な役割を担うとともに、老廃物や有害物質など過剰な物質を運び体外に排泄するという働きをします。

また、水分は体内温度の調節をしていて、風邪を引いたときには体内にはいったウイルスの活動を抑えるため、体は体温をあげて熱を出します。

そのほか、運動して体が熱くなると汗を出して体の表面を冷やし体温を調節したり、汗や尿とともに身体に摂り入れた老廃物を排泄しています。

つまり、体に水分が入ってこなければ運搬や体温調節だけでなく、身体に不要となった成分や有害物質などの排出もできなくなり、恐ろしいのは脱水症状を引き起こし命が危険になる可能性もあるということです。

ダイエット中はもちろん、日頃から水分補給をこまめにとって、のどが渇く前には飲むようにしましょう。

最後に・・・

健康的なダイエットの基本は、食事をうまく調節し、果物や野菜、発酵食品を多く摂り入れる、適度な運動をする、生活習慣を改善することで、無理なく自分にベストな体型へと近づけます。

大切なことは身体に必要な酵素をしっかりたっぷり摂り入れるということです。

そうすることで、体の中では酵素がしっかり働いて太りにくい体になっていきます。