低GI値って?
GIとは「グリセミック・インデックス」の略で、普段私たちが食事で摂取した食品によって血糖値の上昇を表した数値です。
食事から摂取した炭水化物などの糖は、私たちの身体を動かす重要なエネルギーとなります。
しかし、甘い物などを食べて急激に血糖値が上昇すると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが大量に必要となるため、インスリンを分泌しているすい臓に大きな負担がかかります。
また、インスリンは脂肪を蓄える働きがあるため、血糖値の上昇する食生活を続けると、インスリンの過剰分泌を繰り返してしまい、脂肪が蓄積され肥満や病気へと繋がります。
そこで、インスリンの分泌を抑えるためにはどうすればいいのか気になりますよね!
それは、日頃から血糖値の上昇をゆるやかにする食事をとりいれることなんです。
ここで、血糖値の上昇をゆるやかにさせる「カギ」となるのが、先ほどお伝えした「GI値」なんです!
GI値は、ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的に表されています。
このGI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インスリンの分泌も抑えられるのです。
主なGI値食品はこちらをご覧ください→【血糖値の上がりにくい低GI値食品に切り替えることで体は自然と細くなる】
低・中GI値食品を摂り入れるポイント!
Point.1 果物ジュース
高血圧の人は、果物をジューサーで搾るジュースでは、血糖値が急激に上がってしまうおそれがあるので、食物繊維のしっかり残るミキサーを使用してジュースをつくり作り、飲むときはゆっくりと噛むようにして飲みましょう。
また、皮を剥いた果物もゆっくりとよく噛んで食べることで、血糖値が緩やかに上昇し身体に負担がかからずしっかり栄養がとれます。
Point.2 甘味料
果物以外に甘味が欲しい場合は、ビタミンやミネラルの全く含まれていないお砂糖よりも、栄養素が少しでも含まれている、てんさい糖、黒砂糖、オーガニックメープルシロップ、アガベシロップ、羅漢果などを使いましょう。
Point.3 精製されていないもの
そばや穀物、ライ麦パンがおすすめです。
白砂糖・白ご飯・白いパンなどの白いものは精製されていて、栄養素が失われているだけでなく、高GI値食品となるので血糖値もがりやすいです。
精製されている物は極力ひかえるか、又は低GI値の納豆や海苔、ひじきなどと一緒に食べるのがおすすめです。
最後に・・・
低GI値食品はブドウ糖がゆっくりと吸収される、身体にやさしいエネルギー源となります。
ただし、何事にも食べ過ぎは体に負担へとなり、せっかく摂り入れたものが脂肪へと蓄積されては意味がありませんよね!
お腹にほどよい腹7分くらいを心がけて、ゆっくりと一口30~40回は良く噛んで食べることが大切です。
低GI値食品と中GI値商品をバランスよく組み合わせて、血糖値の上昇をゆるやかにしましょう。
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