健康的になりたくて平均体重にしようと、いろんなダイエットをしてきたけど、どれも長続きせずに途中で挫折したり、どんなに頑張っても体重は増える一方で、ダイエットを失敗してしまう人は多いことと思います。
あなたを太らせている原因はもしかすると、勘違いしたダイエットの知識からくるものかもしれません。
間違った常識を改めて正しいものと理解しなおして、次にチャレンジするダイエットこそ、健康的でキレイにやせる身体へと導きましょう。
その1.朝ごはんはしっかり食べる方がいい?
朝は無理に食べなくてもいいのです。
一日の人の生理リズムでは、「朝は排泄の時間」となっているため、お腹が空いていないときに無理に食べてしまうのは、かえって胃腸に負担をかけてしまいます。
また、朝から卵焼きや焼き魚などの加熱された食材を食べることは、身体の貴重な消化酵素を使ってしまい消化不良を起こしてしまうため、少しでも朝食をとりたい場合は、胃腸に負担のかからない、酵素の豊富に詰まったサラダや果物を食べるくらいにしておきましょう。
その2.油は太るから食べないほうがいい?
あげた油やトランス脂肪酸は身体に害となるものですが、良質な油は便の出をスムーズにさせたり、女性に必要なお肌の潤いを保ち細菌から皮膚を守るバリア機能の働きがあります。
また、野菜と一緒に摂ることでビタミンAやカロテノイドなどの吸収もよくなるだけでなく、体内に60兆個ある細胞膜や脳の構成にも重要な働きを担っています。
油の摂り過ぎは太るもとですが、良質な油は人のからだに必要なものなので、適度に摂り入れましょう。
よろしければこちらもご覧ください→【油の摂り過ぎや不足を防ぐ~必要な量を摂り入れて健康を維持しよう~】
その3.一日のカロリーを守るとやせる?
一日のカロリーよりも少なめに摂取してしまうと、カロリーを無理に抑えようとして偏食しがちになり、体に栄養素が入らなくなります。
すると、太りやすくなったり、だるさや偏頭痛、ストレス、肌荒れを引き起こします。
どれだけカロリーを気にしても、体に必要な栄養やビタミンが入らなければ、体はうまく機能できず、脂肪も燃焼できなくなり体は冷えをまねいてしまい、様々な問題となるのです。
また、何かの拍子に食べ物が我慢できなくなり、好きなものを口にしたとたんに、暴食してストップが効かなくなり太ります。
カロリーばかりを気にするよりも、ようは体に悪い「太る油」である脂肪の量を減らすことです。
例えば、砂糖と脂肪の含まれたスイーツなど、砂糖の成分である「ショ糖」が体内に入ると、インスリンが分泌されエネルギーを生み出しますが、余ったブドウ糖を脂肪に変えて体内に蓄える働きもします。
このように、一方の脂肪はインスリンの働きによって燃焼されずに脂肪として溜め込まれるため、肥満の原因となります。
コンビニやスーパーなどで売られているお菓子やスイーツなどは、添加物も多く体内の酵素の働きも阻害してしまうため、毎日食べるのは極力控えることが大事です。
その4.生野菜は体を冷やす?
野菜は腐るのを防ぐため冷蔵庫で保管したり、北海道など寒い地域や冬の季節には外で保管して生野菜を冷やしています。
冷たい野菜を食べることで体は一時的に冷えるかもしれませんが、身体の中では酵素が活発に働きだし血液の流れがよくなります。
このように、血液の流れが良くなることで代謝が活発になり冷え性も改善されている方は多くいるようです。
確かに温野菜は体をあたためますが、生野菜もしっかり食べて酵素の働きを活発にすることを心がけましょう。
その5.果物は甘くて太りやすい?
果物には甘い糖分である、果糖やブドウ糖がたっぷり入っているため、「果物は太る」と思われがちですが、それは誤解で果物は栄養価が非常に高く、果物に含まれる糖分は消化も良く、すぐに体に良い働きをします。
また、果物自体が消化もいいため、胃腸に負担をかけることもありません。
果物は90%ほどが良質な水分であり、ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルなど食物繊維もとっても豊富なので、ダイエット中の身体にも素晴らしい食べ物となります。
チョコレートなど栄養素が少ないものよりも、身体に素晴らしい効果の期待できる果物を積極的に食べてからだにとり入れていきたいですね。
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