大豆に含まれる栄養素は身体の免疫力アップに繋がります。
大豆の名前の由来は「大」いなる「豆」といい偉大な豆・大切な豆からくるようです。
その名の通り、偉大なパワーが大豆には備わっています。
大豆のたんぱく源により栄養を補給できているといっていいほど、日本ではなじみの深いもので、バリエーション豊かに登場してくれます!
バリエーション豊富な大豆食品
納豆
大豆を水に浸けゆでた後に、納豆菌を混ぜ発酵させたもの。
3.5.6大栄養素(良質なたんぱく質[人間に必要な必須アミノ酸が含まれている]炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維)やイソフラボンやオリゴ糖など通常、大豆にはない酵母・発酵菌が含まれている。
美肌・美白に効果がありねばねば成分であるナットウキナーゼの働きによりお通じがスムーズになり腸内環境を整えてくれます。
1日1パックくらいがおすすめです。
味噌
大豆・米・麦などの穀物に、塩と麹を混ぜて発酵させたもの。
3.5.6大栄養素はもちろん、イソフラボン・サポニン・リノール酸・酵母・酵母菌が入っており、ビタミンEとイソフラボンの抗酸化作用によって老化を防止してくれる効果があります。
食物繊維も豊富でお通じに役立ち、リノール酸により、しみ・そばかすでおなじみのメラニンの増加を抑えてくれます。
枝豆
大豆の成長途中に収穫したもので、そのままにしておくと大豆へと成長します。
イソフラボン・ビタミン・メチオニン(疲労回復効果)・オルニチン・食物繊維・葉酸など、オルニチンには肝機能を強化してくれる働きがあり、カリウム・マグネシウム・リンといったミネラルも豊富なスーパーフードです。
豆乳
大豆を水に浸してすりつぶした後、水を加えて煮詰めた汁をこした飲み物です。
イソフラボン・ビタミン・サポニンなど、他にはビフィズス菌を増やすオリゴ糖がふくまれていて、腸内環境を良好にしてくれる働きがあります。
ビタミンは肌にハリをあたえ、血行をよくし、サポニンは新陳代謝を整え、シミ・シワ・ニキビを防止してくれます。
豆腐
大豆を煮た汁を絞って、にがりで固めたものです。
食物繊維はありませんが、大豆同様の栄養素を持ち、柔らかいのでのど越しがよく吸収力が優れています。
良質なたんぱく質とリノール酸が血圧やコレステロールを下げ、動脈硬化を防ぎ、サポニンは老化を防止し、レシチンは血液をさらさらにして脳細胞を活性化させます。
カリウムも含まれていますので、体内に溜まった塩分を体外へ排出します。
※豆乳と豆腐にはほとんど食物繊維は含まれませんが、それを補うものはふくまれていますので、健康効果は抜群です。
おから
豆腐や豆乳のしぼりカスです。
おからも大豆を絞った残りカスなので、良質なたんぱく質を持ち、筋肉を作る大切な栄養素となります。
また、レシチンでコレステロールを低下させ血液サラサラ効果がきたいでき、サポニン(豆腐にはない成分)が脂肪を吸収しおさえてくれます。
ご存じの通り美肌・美白効果にもお役立てできます。
満腹感があり食物繊維もとれますので、排泄もスムーズになりますが、おからダイエットでも有名ですが、調理にはなるべく生野菜の千切りを混ぜ、薄く味をつけたおからにするのがおすすめです。
油で炒めたりするとおからに吸い込み、逆にリバウンドなどの結果となるので注意が必要です!
もやし
暗い中発芽させたもので、植物ではなく「芽し」・「萌し」という意味の由来があるようです。
3種類(大豆もやし・緑豆もやし・ブラックマッペ)のもやしがあり、ビタミンC・カリウム・アスパラギン酸・食物繊維が豊富にふくまれていて、ビタミンCが肝機能を高め、メラニン色素を抑制してくれます。
また代謝を活発にし、ビタミンB2の働きによりダイエット効果を高めます。
もとは大豆で、ほぼ全てに同じ栄養素が含まれています。
苦手な人でも(アレルギーの人は除く)どれか一つでもチャレンジして、日々の食生活に取り入れてくださいね。
一つ注意ですが、どの食材にも言えることですが、体にいいからと大量に摂取するのはおすすめできません。
副作用(大豆イソフラボンの過剰摂取により、ホルモンがみだれます。)などの危険もありますので、適量を守り色々な食材の栄養をとられてください。
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