私たちの体は、ほぼ水分でできているのをご存じでしょうか?
年齢とともに変化する人の体に必要な水分量
胎児 | 約90% |
---|---|
新生児 | 約75% |
子ども | 約70% |
成人 | 約60~65% |
老人 | 約50~55% |
私たちの体に、必要な1日の水分は2.5リットルと言われています。
ただ、そのうち食事(お味噌汁・野菜・果物などの食材から摂取)や、体内で生成される水分量は1.3リットルなので、残りの1.2リットルは水で補給する必要があります。
良い便を出すために気を付けること。
生活習慣の見直し
コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインが含まれる飲み物は、利尿作用があり体から水分が不足しがちになります。
また、冷たい飲み物やアルコールは体の冷えを引き起こす原因に!
常温の水や生姜湯、白湯などの温かいものを摂取して、からだを内側から温めましょう。
水分を摂り入れる
水以外では果物や野菜は良質な水分の塊りです。
ビタミン・ミネラル・ファイトケミカル・食物繊維など、体に良い水分・栄養を補給するものとして大変優秀な食材です。
日頃からたっぷりととりいれましょう。
一日に必要な水分を摂取することで体に与える良い影響とは?
ダイエットや冷え性に効果的
体内に十分な水分が入ることで血流がよくなります。
常温のお水や白湯などの温かい飲み物を飲むことで、体温も上がり代謝が活発になります。
代謝が上がることでエネルギーが消費され、冷え性も防ぎ、水分でお腹も満たされるため、空腹感を感じずにすみダイエットにも効果大です。
腸の蠕動運動がよくなる
水分をとることで、デトックス効果が高まり、胃が刺激され腸の蠕動運動が活発になることで、腸内の老廃物が排泄されやすくなります。
また、排泄されることで便秘を防ぎ腸内環境が改善され、便が長く腸内にとどまらないことで、悪玉菌の増殖を防ぎ健康や美容のトラブルを防止します。
体内の古い水分を排出して、キレイな水分を体内へ送りこみましょう。
美肌になる
健康的でスリムな体形を維持している人は、常にボトルに水を入れて、出かけるときにはいつでも水分補給できるように、バッグに入れて持ち歩いています。
美意識の高い方は、水分が体やお肌に与える良い影響を肌で感じているのでしょうね。
水分と言っても、コーヒーやお砂糖がたっぷり入っている、清涼飲料水(体内の酵素を阻害し免疫力を低下させる)ではなく、ノンカロリーの透明で純粋な水を積極的に飲み続けることで、老廃物をスムーズに排泄し、日頃からむくみやすい体質が改善されていきます。
腸内をキレイにすることで新陳代謝をアップさせるなど、お肌や身体をキレイにするのに役立ちます。
疲労回復
日頃から体中にめぐる水分によって、血液が汚れ、疲れや、肉体疲労、だるさ、体が重いなどの症状を引き起こす要因となっている可能性が高いです。
アルコールや、コーヒー、カフェオレなどの清涼飲料水ばかりを飲む人は、水に変えることで、身体の隅々までよい水分がめぐり、血液がサラサラになり、体に有害な物質とともに不要なものが排出されることで、少しずつ身体が浄化され回復します。
ただ、日頃から味付けの濃いものや甘い物、タバコなども体を疲れさせてしまう要因となり、いい水分をとっても半減させてしまうこととなるので、控えていくことが大事です。
水を飲むための注意
・一気に沢山飲むのではなく、一日トータル8~10回に分けてこまめに飲みましょう。
・冷えた水や、氷を入れた水は身体を冷やし代謝が落ちるため、常温で飲みましょう。
水は軟水と硬水の2種類にわけられる。
硬水(こうすい)
マグネシウムを多く含む硬水は、血液をサラサラにし動脈硬化や心筋梗塞と言った病気の予防だけでなく、便秘の解消にもいいとされダイエット中に飲まれる方が多いです。
軟水(なんすい)
日本人の体に馴染みやすく、無味無臭のため香りや風味を楽しむ日本料理にもよく合い、お肌や髪、お腹にも優しい水なので、子供からお年寄りまで安心して飲むことができます。
関連記事
よく読まれている記事
-
17042 views
-
25951 views
-
33857 views
-
43527 views