ダイエットで失敗しやすい原因の一つは、無理をして体に負担をかけていることにあります。
ダイエットをしてやせてキレイになるつもりが、偏った食事によって、からだに栄養が不足し負担をかけてしまうと、代謝機能が低下しニキビや吹き出物といった肌荒れを引きおこします。
今では数多くのダイエット法がありますが、ここでは無理をしないで、少しずつゆっくりやせていく方法をあげているので、一度チャレンジしてみて良い効果が表れると嬉しいです。
長期間かけて無理なくキレイにやせる方法
1.ゆっくり時間をかけて良く噛んで食べる。
よく5分、10分で、食事を食べ終えていることってありませんか?
もしかすると、毎日のように数分で食べている人もいるかもしれませんが、太る原因の一つは「早食い」にあります。
しっかりものを噛んで食べないということは、唾液の分泌も少なくなります。
唾液には食べたものを消化する消化酵素や、とりいれたものに付着している細菌の除去や、虫歯になりにくくする作用や、お口の中を清潔に保つなど、私たちの体に嬉しい作用がたっぷりと含まれています。
また、しっかり咀嚼することで、食べた物が小さく砕かれ、その後の胃や腸への負担を軽減します。
更に、ゆっくり20~30分かけて食べることで満腹中枢が刺激され、少しの量でもお腹がみたされてきます。
5分10分で食べ終わる人は、その後も、お菓子やおつまみ、お酒などを摂取して、満腹中枢がやっとでたころで食べるのをやめるという具合になり、食べ過ぎてしまうのです。
こういったことからも、良く噛んで食べることは満腹中枢が刺激されて、余計なものは食べずにすむので、自然とダイエットであるやせることに繋がるのです。
2.食事の前には野菜をたべる。
食事の前には必ず生の野菜を食べることが、健康になるうえでも痩せるうえでも重要です!
生の野菜に含まれている消化酵素の力によって、その後の加熱調理(酵素の入っていない消化力を失ってしまった食物)されたものの消化を助けてくれます。
こちらをご覧ください→【酵素って何なの?】
加熱調理されたものを先に食べてしまうと、そのものは独自で消化を行えない為、もともと体に備わっている消化酵素が働きます。
しかし、その働きは十分ではないため、食べた食物は未消化のまま体内に残り、太りや肥満を招くこととなります。
特にお肉などは消化に膨大な時間がかかり、身体に負担を与えるので、細かくなるまで良く噛んで飲み込みましょう。
また、食べた食物の消化が十分でないと、もう一つの代謝酵素が消化に回されるため、体全体の代謝に回せなくなり、眠気やだるさ、腰痛、腹痛、頭痛、吐き気、アレルギーといった様々な症状となって体に、悪影響を及ぼすのです。
つまり、生活習慣病へと陥る危険があります。
「何年も前から身体に不快な症状があらわれている」のに、病院で何の病名もつかず途方にくれている方は、一度食生活を見直して、まずは生活習慣の改善をおすすめします。
小腹がすいたら果物をたべる
とくにダイエット中は間食や甘いおやつなどはひかえたいところですよね。
でも、甘い物が食べれず憂鬱になり、途中で欲望に負けて食べてしまいがちですが、これは通常よりも糖が減ってしまい、脳が糖分を欲しがっているために起こることなので、たとえ食べてしまっても、「また食べてしまった」「私はダメな奴だ」なんて思わなくてもいいのです。
甘い物が食べたくなったときや、空腹を感じそうになったら果物を食べましょう。
とくに季節の果物は熟しているため、何とも言えない甘味やおいしさがあります。
更に、果物の糖分は身体に良い影響を与えるので、沢山食べたからと言って太るということはありません。
何故かというと、野菜や果物はもともと消化酵素が備わっているため、体に負担をかけることなく独自で消化分解を行います。
ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルや食物繊維も含まれるため、老廃物がスムーズに排出され、自然とスリムな体形を維持することが可能になる必須アイテムです!
美肌&健康に最高な食材となるので、ダイエット中だけでなく日頃からとりいれましょう。
発酵食品を常に常備しておく
発酵食品には乳酸菌が豊富に含まれていて、乳酸菌は腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らします。
乳酸菌といっても、ヨーグルトやチーズに含まれる動物性乳酸菌ではなく、納豆や味噌、漬物に含まれる植物性乳酸菌を摂取しましょう。
植物性乳酸菌は胃酸に強く生きたまま腸に届くためより善玉菌を増やすことができます。
善玉菌が増えることで腸を活性化させて、腸内の環境がよくなることで免疫力もアップします。
また、お通じの改善にも役立つので、乳酸菌のたっぷり含まれた発酵食品を進んで食べましょう。
代謝をあげる工夫をする
偏食を繰り返す人や基本体重よりも重い人は、代謝が低下している傾向にあり、初めからスリムな体をキープしている人と同じ食事をしても効果はありません。
まずは、自分自身の基礎代謝をあげる必要があります。
代謝をあげるには
・朝・昼・夜の一回は、白湯や生姜湯など体を温めるものを飲む
・コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインは体を冷やす作用があるので極力飲まない
・お通じの改善に役立つ発酵食品を積極的に摂取する。
・お腹が空いたら間食はせず、ビタミンなど栄養価の高い果物を食べる。
・食事の前にはサラダからゆっくりと良く噛んで食べる。
ダイエット中でも食事を我慢せず食べられ、おいしい果物で甘みも感じることができます。
この方法に慣れてくると、たまにはおいしいお菓子を食べても、太り知らずの体に変化していそうですよね。
関連記事
よく読まれている記事
-
17059 views
-
25955 views
-
33862 views
-
43543 views