むくみのメカニズムと原因をしって解消しよう！

女性の方に多いむくみ！

モデルさんのようにスタイルよくカッコよく、大好きなお洋服を着こなしたいのに、むくむことでスラリと素敵に着こなせないのが残念なときってありませんか(＿ ＿；)

この足のむくみによるメカニズムや原因を知ってスッキリ解消しましょう。

むくみのメカニズム

心臓から送り出された血液は動脈を通って、酸素や栄養分を全身に運び届け、こんどは不要になった二酸化炭素や老廃物を集め静脈を通って心臓へと戻します。

人は歩くことで、足が心臓に血液を送り返す働きをしていて、この「筋ポンプ作用」により血流を促します。

デスクワークなど座ったままや立ったままの姿勢が続くことで、足からの筋ポンプ作用が弱くなり、心臓に向かって流れる血液が停滞し血流が滞ることでむくみやすくやすくなります。

特にむくみやすいのは足ですが、その理由として、心臓から遠いことと、重力に逆らって心臓に血液を戻しているためです。

むくみの原因

・重力により水分が戻りにくい
重力の影響で、朝よりも夕方にかけてむくみやすくなる。

・立ったまま、または座ったままの姿勢が長い
デスクワークや立ち仕事などで、長い時間動かないことで血液の循環が滞り、細胞間質液（むくみの原因となる水分）の戻りが少なくなり、動かないことで静脈やリンパに液体がいかずむくみやすくなります。

・筋肉の衰え
運動不足や加齢により筋肉の衰えが生じ、液体が身体に溜まりむくみやすくなります。

・水分不足
水分が不足していると、体は水分を溜め込もうと体外への排出が減り、むくみとなって現れます。
また、カフェインなどの摂り過ぎは、利尿作用があるため水分不足になりがちなので極力ひかえましょう。

・不要になった血液中の水分が溜まり血行不良がおきる
何らかの原因で排泄がスムーズに行われず、むくみやすくなります。

・塩分の摂り過ぎ
塩分（ナトリウム）を摂り過ぎると、ナトリウムの濃度を下げようと体は水分を多く取り込もうとするため、むくみが起きやすくなります。

アルコールの摂り過ぎ
ビール・ワイン・日本酒などのアルコールを飲み過ぎることで、血中のアルコール濃度が高くなり、血管が膨張して静脈やリンパによる水分の調節がしにくくなりむくみやすくなります。

・体の冷え
身体の冷えはここであげたもの全てにあてはまりますが、その他にも、冷たい飲み物や夏場などエアコンによる冷えも大きく関係があります。

冷えることで血液循環が悪くなるので、体を温める飲み物も摂りいれましょう。

・病気のサイン
腎不全・肝硬変・心不全・妊娠高血圧症候群・薬剤の使用などの可能性もあります。

足だけでなく手や顔など全身がむくんでいたり、数日間経ってもむくみが引かない場合は医療機関を受診しましょう。

解消法

・食生活の改善をする。ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルを含む栄養を補給する。
・ウォーキングなど適度な運動をする。
・常温の水分をこまめにゆっくり摂りいれる。
・アルコールを摂り過ぎない。
・足つぼマッサージをする。
・お風呂に浸かってゆっくりと、体を芯から温める。
・同じ姿勢を長時間とらず、こまめに体を動かす。
・適度な運動で代謝をあげる。

体内の水分量が増えることで、顔や足のむくみへと繋がるので、そうならないように、日頃から適度な運動をして代謝を高め、冷えを防ぐことが大切です。

また、アルコールの過剰摂取や塩分の摂り過ぎにも気を付けましょう。